創業130年以上、瓦業界でトップを走る技術力のPRと「瓦ワールド」へと引き寄せる仕掛けづくり
創業130年以上、瓦業界でトップを走る技術力のPRと「瓦ワールド」へと引き寄せる仕掛けづくり
株式会社鶴弥[2024]
企業規模:250~500名
制作内容:ブース装飾(タペストリー2種、椅子カバー、フロアマット)
株式会社鶴弥様のブース装飾一式を制作させていただきました。
1887年(明治20年)の創業で、国内最大手の粘土瓦メーカーである同社。多くの企業が集まる合同企業説明会などにおいて、就職活動する学生に広く知ってもらい、印象付ける手段の1つとしてお手伝いさせていただきました。制作した椅子カバー、フロアマット、タペストリー2種(ブースの正面用とサイド用)には、それぞれの特徴にあわせて「瓦ってなんだろう」「どんな会社だろう」と興味喚起するキャッチやデザインに落とし込んでいきました。
●制作のPOINT
椅子カバー、タペストリー、フロアマットなど「ブース装飾」と一括りに言っても、来場する学生の目に触れるタイミングが少しずつ異なります。特に、説明を聞く企業を探し歩いているタイミングで目に入るのが、タペストリーと椅子カバーです。社名から事業内容が想像しにくいからこそ、「ちょっと聞いてみようかな」と思わせるインパクトのある言葉や印象が大事になります。
同社の場合、事業の要である「瓦」という引力の強いワードを軸に、「瓦とは何か」をサイドのタペストリーでダイレクトに、椅子カバーでは「瓦で変わる意味とは何か」が気になるように、言葉とイラストを組み合わせて表現。正面のタペストリーは、説明時にスライドを投影させたいというご要望もあり、左右に同社のキャラクターと、瓦の役割や可能性を感じてもらえるような情報を添えました。フロアマットは、瓦を扱う同社の強みが一言で伝わるように、大きくシンプルに配置して制作しました。会場内を歩いていたり、既に着席して説明を待っていたり、説明中だったり、学生の目に入るタイミングと残したい印象をすり合わせながらデザインおよび言葉選びを心がけました。