FC運営でも明確な志望動機ができる!企業の魅力を散りばめた、初期接触に特化したタブロイド判ツール
FC運営でも明確な志望動機ができる!企業の魅力を散りばめた、初期接触に特化したタブロイド判ツール
株式会社ワイズ(名古屋市)
企業規模:250~500名
制作内容:タブロイド判(仕上がりA5)
「なんだか面白そう」と、
初期段階で関心を持ってもらいたい
株式会社ワイズは、CoCo壱番屋のフランチャイジーです。店舗運営だけにとどまらず、駆除された猪から着想を得た新メニューの開発やお米作り、インターンシップでドレッシング作りに挑戦するなど、新しい取り組みを行っている会社です。
同社では、ナゴ校(※)を通じて学生との交流を図り、毎年インターンシップを開催していました。しかしインターンシップ後、実際に選考へ参加してくれる学生が少ないことが課題でした。飲食業界に対するマイナスイメージやCoCo壱番屋のイメージが強く、面白い事業や活動が学生に伝わっていなかったのです。「インターンシップ前や合同説明会で会社について知ってもらうためには、もっと入口の部分でできることがあるのでは?」と思いから制作に至りました。初期接触の段階で関心を持ってもらうために、ネタ帳のようなパンフレットの企画を提案しました。
(※)ナゴ校とは:学生を「まちづくりのパートナー」として社会とつなぎ、学生の力による魅力あふれる「名古屋市」を目指す取り組み。
「なんだか楽しそう」から
「話を聞いてみたい」と行動を喚起することを目標に
まずはワイズという組織の働き方や成長観、仲間との取り組みに共感してもらうことに焦点を当てました。特に職種や業界を決めていない、自分に合う会社を模索している学生をターゲットとして制作をスタートしました。
ワイズが大事にしているモットー
「ワクワク」「ワイワイ」「イキイキ」を第一印象として伝える
CoCo壱番屋の店舗運営という安定した業務があるからこそ、新しい面白いことにもどんどん挑戦できる会社であることを伝えました。「飲食ってブラック…?就職先には不安定…?」そんな印象を払拭するべく、「楽しそうな活動をたくさんやっている会社」→「飲食業界」→「ココイチのフランチャイズ業務」という流れでイメージしてもらえるようなツールを目指しました。
POINT1
農業も、食品開発も…とにかくたくさんのネタ、ネタ
耕作放棄地を利用したお米作りからお酒作り、お酢作り…と事業が展開されていく様子や、ワイズの食の開発基地「インキュベーションラボ」で開発された新メニューの誕生秘話まで、ネタをたくさん散りばめました。また、会社の未来についても語られています。飲食業界を舞台に、自由に何でもできる会社の特徴がつめこまれています。
POINT2
第一印象は、何の会社か分からないぐらいが丁度いい
タブロイド判のフリーペーパー風に見立てました。あえてごちゃっと感を出して、どこから読み始めてもいい、ひと言で説明できないような会社の魅力を表現しました。じっくり見ると「こんな面白いことをやっているんだ」「何の会社かよくわからないけど、なんだか楽しそう」と会社の魅力が感じられるよう、デザインしました。
POINT3
親しみのあるイラストで、目で感じ取る会社の雰囲気
可愛いイラストを多用して、堅苦しくない、会社の賑やかな雰囲気を一目で感じ取ってもらうことで、外食産業の既成概念を変えられると考えました。
POINT4
人材育成への真面目な取り組みも公開
面白い会社であることを伝えるだけでは終わりません。「飲食業界で働くすべての人を幸せにしたい」というワイズの根本にある想いは人材育成への取り組みにも現れています。中堅クラスの社員を集め、1泊2日で経営を学ぶ「立志塾」やワイズの年間の予算・行動計画を立て、一年を通して実施するなど実践的な学びの場がたくさんあります。こういった取り組みを載せることで、ワイズの人を大切にするスタンスを伝えています。
ジオコス内定者の感想
合同説明会等で配られるパンフレットとして想像されるような堅苦しさをまったく感じませんでした。新しい取り組みがさらに新しい取り組みを生んで、そこに楽しさややりがいを感じて働くことができる会社であることが伝わってきます。課題にあった「飲食業界に対するマイナスイメージ」や「ココイチの会社という強い印象」は感じませんでした。入口が違うだけでここまで印象が左右されることに驚かされました。