表面は高校生と先生に、裏面は高校生に、ハイブリットな情報発信。
表面は高校生と先生に、裏面は高校生に、ハイブリットな情報発信。
名古屋ボデー株式会社様(名古屋市)
企業規模:50~100名
制作内容:チラシ A4両面
「待ち」姿勢からの脱却。高校訪問時に誰でも企業説明ができるツールを提案。
高校生採用をおこなっていましたが、基本的には「待ち」の姿勢で採用をしていました。「他に方法がないのか?」と弊社にご相談をいただき、高校への訪問と訪問時に誰でも企業説明ができるツールをご提案させていただきました。
現場見学で思い出したのは、高校の学園祭。
製造現場を実際に見学させていただいた時に、驚きました。自動車の生産ラインのような緻密で正確さが求められる現場とは違う「手づくり感」。ふと高校の学園祭でハリボテをつくる風景を思い出してしました。また、働く人たちのおだやかな感じもとても印象的に感じました。
ものづくりの考え方が面白い。2センチずれても1ヶ月早く納品できたほうがマルな世界。
現場の方や社長さまに話を聞くと、ものづくりの考え方にも大手自動車メーカーとの違いを感じました。「大きなライン」や「精度を求める技術」とは違い、「たとえ2センチずれても1ヶ月早く納品できたほうがマル」という世界。競合他社との差別化ポイントが明確になってきました。
「大らかに気楽に、みんなでワイワイ楽しく」働けることが訴求ポイント。
現場見学や働く方々へのヒアリングを行ない見えてきたのは、大手自動車メーカーの製造にはない風土と姿勢でした。
・手に職つけたい高校生
・ほのぼのした雰囲気の中で働きたい
・地元でものづくりの会社を探している
そんな高校生に向けて、「大らかに気軽に、みんなでワイワイ楽しく」働ける同社の魅力を切り口にすることを提案しました。
実はキモはウラ面「OFF」。高校生が「名古屋ボデーで働き、どんな生活・人生を送るのか」イメージできるものに。
高校生採用の場合、仕事内容よりも、働きだしたあとの仕事を含めた生活や暮らしを伝えるかがキモになってきます。そこで、ウラ面の「OFF」の取材対象者の人選について細かく依頼。
「ここ数年で子どもが産まれたorもしくは産まれる予定の人」
「最近結婚した人」
「勤務後飲みに行く時に、最初に声をあげる人」
「仕事以外の時間でいろいろ楽しんでいる人」
「誰かの相談によく乗っていそうな人」etc…
取材の際にも、どのカテゴリーで推薦された人なのかを本人にもう一度伝え、「あなたの**なエピソードで高校生にこんなことを伝えたい」と話し、短い取材時間で、学生が知りたい情報を聞き出せるように段取りをしました。
高校の先生にもチラシの使い方を何度も伝え、効果的なツールになるよう活用してもらった。
ツールを渡すだけ、資料置き場に置くだけでは、今までの採用と変わらない「待つ」姿勢のままです。より多くの先生や生徒に採用活動をしてることを伝えるためには、チラシを活用しながら企業をPRする必要がありました。そこで「オモテ面では、先生にこんなことを説明してください」「ウラ面は高校生に読んでもらえるようにすすめてください」と、納品前・納品後にご説明させていただきました。