「業界を理解させること」が「企業の社会における重要度」への認識を高める
「業界を理解させること」が「企業の社会における重要度」への認識を高める
新明工業株式会社様(愛知県豊田市)
企業規模:500~1,000名
制作内容:A4 16P
知らない企業から”面白そう”な企業へ。「まず企業選択のひとつに入る」ための見せ方を考える。
試作から量産開始までの開発の流れの中で最先端技術に関わっている同社。業界内では有名な企業ですが、学生の認知度が低いことを課題に感じていました。そこで、自動車業界で重要なポジションにいる企業であることを理解させ、自動車業界へ進みたいという志向をもつ学生のなかで、志望先の選択肢の中に入るような工夫をした採用パンフレットを提案しました。
事業理解をさせることが、企業の魅力に繋がると考え、同社の役割を見せる化する、オリジナルの業界マップをつくった。
事業が多岐にわたるので、特定の事業にフォーカスするとかえってわかりにくくなってしまうと思いました。そこで、自動車業界のなかでどんな役割を担っているのか、全体像から見せる工夫をしました。企業としてのポジションを理解させることで、興味関心を惹く方向性で制作することにしました。
正しい業界知識を得るために勉強しながら、学生に伝わる見せ方を検討した。
お客様へのヒリングだけでなく、市販の業界地図を何冊も読みながら、同社が説明しやすいようまとめたオリジナルの業界マップを制作しました。自動車産業の中で俯瞰してみるとどんな価値があるのか。どうしたら学生にわかりやすく伝わるのか。どんな編集方法・表現が適切なのか…ディスカッションを重ねました。
自社を伝える方法は、必ずしも仕事の紹介や製品説明とは限りません。見せ方は、魅力によって違います。採用ツールは、学生が面接で行う自己PRの場と同じです。印象に残る学生は、プレゼン方法や流れにも工夫をしているはず。限られたスペースで興味を持ったもらうため、採用する側の企業も様々な切り口や手法を検討することが必要なのです。